2021年7月12日(月曜日)

オンライン開催しました!

「地球を食べる食堂 須佐ホルンフェルスとケンサキイカ」

7/10 (土)、萩ジオパークが提供する「食」を通じた大地のと人のつながりを楽しむ体験型講座「地球を食べる食堂 須佐ホルンフェルスとケンサキイカ」を開催しました。

今回も前回に続きオンラインでの開催となり、北は北海道、南は鹿児島まで全国津々浦々から総勢19名の参加をいただきました。この日は、イカ釣り漁師の一木 (いちき) さんや、漁師の奥様方にもご登場いただき、須佐の大地と人につながりに迫りました。

 

漁師さん登場!イカと漁のお話

まずはじめにイカ釣り漁師の一木さんから、一般人が立ち入ることのできない漁港内にある水槽をご案内いただき、元気よく泳いでいるケンサキイカを見ながらケンサキイカの生態や水槽の特徴などについて説明いただき、場所を岸壁に移して漁具を使って漁の方法や、地形図を使って漁場の説明などをしていただきました。

 

須佐男命いか誕生のヒミツ

続いて萩ジオパーク白井専門員から、イカ漁を支える須佐の大地・自然の説明を映像、資料、シマシマ地層ボトルを使ってわかりやすく解説しました。1,500万年前のマグマの活動が生んだ地形が絶好のイカの漁場となり、活きたままのケンサキイカを水揚げできることが「須佐男命いかブランド」の誕生につながったことがよくわかりました。

 

漁師の奥様直伝クッキング!

休憩をはさんでイカ釣り漁師の奥様方に、ケンサキイカを使った簡単クッキングを紹介いただきました。活きたケンサキイカを一瞬で神経締めする「すご技」や、ご家庭で美味しくいただくための調理方法をご紹介いただき、事前にイカをお送りした方は画面越しに一緒に調理しました。

 

最後に、白井専門員とイカ釣り漁師の奥様方による「須佐の食卓事情座談会」を行いました。小さいケンサキイカは輪切りにして刺身で食べるとおいしい話や、ケンサキイカは刺身、スルメイカはフライ、ヤリイカは煮物にするとおいしい話など須佐の漁師の奥様方ならではの話を聞くことができました。奥様方の須佐やケンサキイカに対する愛を感じられる楽しい座談会となりました。

01ケンサキイカ
シマシマボトル
いか神経締め