萩の大地と人のつながり

3つのマグマがつくった萩の大地は、地域によって異なる姿をしています。人々はその特徴と向き合いながら、それぞれの土地にあった暮らし方を試行錯誤していきました。

その結果、漁業、農業、萩焼など、地域に特色のある産業が生まれました。萩に江戸時代の一大都市である城下町を築くことができたのは、周辺地域から多様な物資や人材を集めることができたから。

特産品や町並み、文化の成り立ちをひも解くことで、大地と人のつながりが見えてきます。萩の人々のしなやかな暮らしぶりをのぞいてみましょう。

萩の大地と人のつながりの相関図
萩の魚介類の写真

萩の火山と海産物

萩沖では、漁師さんたちの間で「瀬」や「グリ」と呼ばれる海底の岩礁に、魚がたくさん集まることが昔から知られています。この豊かな漁場が、萩の漁業を支えています。

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萩の火山と農産物の写真

萩の火山と農産物

米、野菜、果物、1年を通して地元産の食材で食事をまかなえるほどに多種多様な萩の農産物は、小さな火山が支えているのです。
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夏みかんの写真

萩の砂丘と夏みかん

萩城下町は、今もなお江戸時代当時の面影が残っており、風情ある古い町並みを散策すると土塀から黄色い夏みかんがのぞく光景や、初夏には爽やかな花の香りを楽しむことができます。

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萩のマグマと萩焼の写真

萩のマグマと萩焼

400年以上前の歴史を持つ萩焼は、1億年前から続いた巨大なマグマの活動が生んだ良質な土を利用してつくられたのです。

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