2022年5月7日(土曜日)

【レポート】
「地球を食べる食堂~阿武火山群と無角和種~」開講しました!
(2022年5月7日)

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5月7日、地球を食べる食堂の第1弾「阿武火山群と無角和種」を開講し、県内外から11名の参加がありました。

まずは阿武町暮らし支援センターshiBanoにて、今回の講師である阿武町地域おこし協力隊の藤尾凛太郎さんお手製の無角和種のスペシャルランチを堪能。ランチを食べながら藤尾さんによる無角和種の歴史やお肉の特徴、美味しい食べ方などを学びました。

お腹がいっぱいになったところで、奈古地区の散策。奈古地区ではその昔、農作業に無角和種を活用していたことから、無角和種と共に生活していた跡が見られます。また、現在でも奈古から少し離れた宇久地区では休耕田に無角和種を放牧しており、参加者も車窓からですが、休耕田で活躍する無角和種を見て、人々の生活の中に無角和種がいることが実感できたようです。

それから福賀地区の西台にて放牧場の見学。無角和種は200頭しかおらず、そのほとんどが阿武町で飼育されており、西台では、雌牛や妊娠牛が主に放牧されています。藤尾さんから飼育方法などの説明を聞きながら、台地を歩きました。また、西台では白井専門員による阿武火山群の成り立ちについての説明や無角和種が放牧されている西台も阿武火山群の1つであり、この平らな広い台地がどうやって生まれたのかを実験しながら解説しました。

最後に無角和種と地球を食べる食堂ののれんを背景に撮影。参加者皆さん大満足の充実した講座となりました。

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