2025年1月24日(金曜日)
祝!取材協力した作品が直木賞を受賞しました!

2025年1月15日に発表された第172回直木三十五賞に伊与原新さんの「藍を継ぐ海」が選ばれました。5つの短編小説が収録された中の第1話として載っているのが、萩焼を題材に萩市の見島を舞台にした「夢化けの島」という作品です。
本作の執筆にあたり、約3年前に伊与原さんからご連絡をいただき、見島の地形や地質、萩焼や材料の見島土の歴史についてなどの資料提供のほか、現地取材のアテンドをさせていただきました。
萩ジオパークでは、これまでジオパークならではの視点で萩焼を紐解き、講座やツアー、展示など様々な活動を行ってきました。こうした活動のおかげで、収集した資料やお世話になった様々な方々を伊与原さんにご紹介することができました。「あとがき」には、萩ジオツーリズム協会の前会長の川岸さん、萩ジオパークに初期から携わっていただいている至誠館館長の樋口さん、ジオツアーや講座で毎年お世話になっている十四世坂高麗左衛門の坂さん、そして白井専門員の名前を載せていただいております。
<坂高麗左衛門窯で取材をされる伊与原新さん(水色のシャツ)>



受賞記念の小展示を行っています!
受賞を記念して、萩ジオパークビジターセンター(萩・明倫学舎)に展示コーナーを作りました。伊与原さんが萩に来られて取材されたときの様子や、小説にも登場する見島の景色や岩石を紹介しています。お近くにお住まいの方はぜひお立ち寄りください。





ダウンロード
展示資料のpdfデータを公開します。現地を訪れる際の参考にしたり、お店や施設に掲示していただくなど、必要に応じてダウンロードしてお使いください。