2026年4月22日(水曜日)

【レポート】

「下を向いて歩こう」――山口自然史同好会にて萩ジオパークの視点を提案

4月19日、山口県教育会館にて「山口自然史同好会」の記念講演会が行われ、専門員の白井が登壇いたしました。講演のご依頼内容は「萩ジオパークについて」。自然科学に精通し、日頃から多方面の自然観察に取り組まれている会員の皆様を対象に、約90分にわたってお話をさせていただきました。

講演では、古地図と地形図を見比べるワークショップや火山実験など、ちょっとした体験もしていただきました。萩の城下町がどのように大地を活かして作られたかを紹介するとともに、会場周辺である山口市の話題にも触れました。今回の講演で掲げたテーマは「下を向いて歩こう」です。これは、ジオパークの本質とは「物の価値」そのものではなく、それをどう見るかという「視点」にあるからです。約1億年前(白亜紀)の巨大カルデラから生じたマグマが冷え固まって花こう岩となり、それが長い年月をかけて風化することで萩焼の原料である「大道土」が生まれた過程を解説。足元の「大地」がいかに文化や産業と深くつながっているか、その連続性を「ジオパークならではの視点」として提案しました。

IMG_5302
IMG_5301
IMG_5298
IMG_5300