2026年6月5日(金曜日)
【レポート】
学校対応:明倫小4年・総合
~これ、ゴミ? ゴミじゃない?~
6月5日、明倫小学校の4年生3クラス(約100名)に出前授業を行いました。昨年に続いて2回目のご依頼です。
子どもたちは総合的な学習の時間「萩・菊ヶ浜調査隊」で、菊ヶ浜に打ち上がるゴミについて調べています。きれいな浜を守るために、自分たちに何ができるか。そこで今回は、「そもそも、浜に流れ着いたものは、ぜんぶゴミなのか?」というところから考えてみました。
用意したのは、菊ヶ浜で事前に集めておいた漂着物です。まずは子どもたちに、自分たちの感覚で、ゴミだと思うものを分けてもらいました。海藻や流木も、多くは「ゴミ」の山へ入ります。そこで今度は、海の生き物から見た世界の話をしました。打ち上げられた海藻は、浜で暮らす小さな生き物にとっては、すみかになり、ごはんにもなること。人から見れば「ゴミ」でも、生き物から見れば「いるもの」だということ。その話を聞いてから、子どもたちはもう一度、同じ漂着物を分け直します。
すると、見方が変わっていきます。最初は“ゴミ”の側に分けていた海藻を、“ゴミじゃない”側へ移す子。「全部ゴミ!」と言っていた子も、終わりごろには分け方が変わっていました。授業の最後に伝えたのは、「片づけるのは、誰のため? 何のため?」を考えて行動することの大切さです。人が気持ちよく過ごすためなのか、浜の生き物が暮らしていけるようにするためなのか。目的が変われば、何を残して何を片づけるかも変わります。そう問いながら行動できるようになってほしいと願っています。