2026年7月14日(火曜日)
萩の山あいの川上は、かつて藍の一大産地でした。台風などで氾濫を繰り返す阿武川のそばでは秋に実る米が育てにくく、夏のうちに刈れる藍が土地の条件に合っていたのです。今では地元でもほとんど知られていない、このかつての地場産業を復活させようと取り組んでいるのが、地元グループ「遠谷terra」の皆さんです。
7月12日、その現場を訪ねるツアーを遠谷terraとの共催で実施しました。集落を歩いて土地の成り立ちと藍の歴史をたどり、藍畑を見学したあとは、摘みたての生の葉を布に当てて叩く「たたき染め」を体験。皆さん時間と暑さを忘れて熱中し、世界にひとつの巾着袋を持ち帰りました。
参加者からは、たたき染め体験はもちろん、まち歩きも良かったという声とともに、「地域の未来のためにという遠谷terraの皆さんの思いに心を打たれた」という声が聞かれました。土地の理にかなった営みを今の時代に成り立たせる挑戦に、ぜひご注目ください。