福賀(ふくが)

小さな火山の大きな恵み!

米や野菜、果物・・・。山間地域に広がる豊かな農地。農作物なら何でもそろいます。萩の人々の胃袋を支えるのは、小さくて平らな火山たち。
その秘密を教えてくれるのは、龍が通った道!?溶岩と人々のおいしい関係を見つけよう!

小さな火山に囲まれた恵みの盆地

福賀は、海岸から直線距離で10㎞近く離れた山間部にもかかわらず、広がりのある平地があります。次々とふき出した溶岩が川の流れを邪魔して氾濫しやすくなることで、土砂がたまり平地ができました。火山に八方をふさがれた「宇生賀」は湖となり、土砂が分厚く堆積しました。
山間部は昼夜の寒暖差が大きく、米がデンプンをよく蓄えて甘くなると言います。福賀は、火山が生んだ比較的広い平地と山間部の気候が合わさり、良質な米が育つ環境があります。
また、溶岩の上は平坦で日当たりが良く、水はけも良いため、白菜などの野菜も栽培されています。かつて農耕牛として活躍していた和牛“ 無角和種” も、溶岩台地である「西台」で放牧され、水はけの良い土地で良く育つ牧草を食べながら、程よく起伏のある地形で運動してのびのびと育っています。

伊良尾山(いらおやま)

伊良尾山の写真
阿武火山群の中で最も激しく噴火したと言われている。
マグマのしぶきが冷え固まったスコリアが降り積もってできた。
龍が通った道の始まりの山。

宇生賀盆地(うぶかぼんち)

宇生賀盆地の写真
火山に囲まれた湿地が、水田地として利用されている。

体験しよう

龍が通った道ガイド

約40万年前に起こった激しい火山活動の記憶を、地元住民がご案内します。
関連コンテンツ:ジオアドベンチャー(龍が通った道)
龍が通った道ガイドの写真01
龍が通った道ガイドの写真02

グルメ

米、そば、野菜、果物...。阿武火山群のおかげで農作物の宝庫!

関連コンテンツ:萩の火山と農産物

弥富龍神そば(やどみりゅうじんそば)

弥富龍神そばの写真

小川桃(おがわもも)

小川桃の写真

千石台大根(せんごくだいだいこん)

千石台大根の写真

拠点施設

福の里直売所

福の里直売所の写真